世界最先端のイノベーションネットワーク
2019 PROGRAM MENU
2019年度会員募集のご案内
DMNとは何か?
DMNは「デザインマネジメント」による企業のビジネス・イノベーション支援ネットワークです。
世界の先進的ビジョンとメソッドを吸収し、イノベーションを創発できる人材育成プログラムをご提供いたします。
イノベーションが生まれる「場」
DMNは、イノベーションが生まれる「場」を提供するネットワークです。どんなにすぐれた企業でも、硬直化せずに存続していくにはイノベーションが必要です。 企業のイノベーション、あるいは組織と個々人のイノベーションは、放っておけば自然に生まれるというものではありません。 イノベーションにつながる「場」が必要なのです。
DMNは、イノベーションにつながる「場」として機能します。 組織と個人が健全な活動を営むには、モノカルチャーの「場」だけではなく、企業単位ではつくれない「場」での活動がたいへん重要になると、私たちは考えています。
そして、DMNの「場」では、「デザインをビジネスに生かす」という「デザインマネジメント」が大きなテーマです。企業が培うべき、まだまだ未開発の経営資源としてデザインをとらえ、それをダイナミックに活用していくプログラムを開発しています。 色や形だけではない“新しいデザイン”が、明日の経営戦略の質をつくるのです。
「モノカルチャーから創造力は生まれない」
この自然界の原則にならい、経営資源としてのデザインをさまざまに生かしていくためのプログラムを企画実施していきます。
なぜDMNか?
創造的なチームに必須な「個の力」
「チーム内に素晴らしい人間関係をつくり、チームのヴィジョンを描き、それを実現する戦略を構築し、まわりを巻き込んで実行する」―このようなリーダーシップがなければチームはつまらないただの集合体になってしまいます。
創造的であることを求められない組織はありえませんが、DMNが喫緊のテーマとするのは研究開発、デザインやエンジニアリング、商品企画、マーケティング、コミュニケーションなどに関わる「クリエイエティブ組織のリーダーシップ」です。
DMNではリーダーシップ能力に焦点を当て、次世代を担うクリエイターにとって必ず役に立つ「個の力」を高めるワークショップを揃えています。
「誰でもリーダーシップ」という意識
組織やチームの柔軟性。これまでは、組織のトップにリーダーシップが求められてきましたが、新たな状況が増えつつあります。たとえばプロジェクトチームなどでは、権限委譲がうまくいかず理想的なリーダーシップが発揮されないケースが多いのです。
クリエイター組織でもこの状況に変わりはありません。必要なことは、メンバーの誰でもが時と場合によってはリーダーシップを発揮できなければならないという意識です。
この意識によって、クリエイティブ部門は、タテ(経営トップ)ヨコ(他部門)ソト(他企業)との関係において本来の力を発揮できるのです。「誰でもリーダーシップ」という見解にたって構成されたDMNプログラムは、強くてしなやかな柔軟性を組織にもたらします。
デザインを企業の共通言語にする
クリエイティブ部門の創造性は、特定の資源ではなく全社的な経営資源であるという観点です。全社の誰もが親しみ、誰もがその魅力を敏感に感じ取り、自分たちのために使える環境にであることが求められています。
DMNが示すところのデザインは広義のデザインであって、たとえば一般的な経営用語では、「可視化」や「見える化」のプロセスであるとも言い換えることもできるでしょう。経営を航海にたとえれば、海図とコンパスが示されるのはデザインを通してなのです。
ここに企業におけるデザインの21世紀的な存在価値があります。デザインは、数字と同等以上に、企業における共通言語なのです。DMNプログラムは、企業経営者自身が参加して「デザインをビジネスに生かす」方法を発見する「場」でもあるのです。
イノベーションが生まれる「場」

DMNワークショップ
最先端で活躍し続けているビジネスデザイン、イノベーション実践者が、彼らの経験・ノウハウを凝縮して提供する、DMNならではの「イノベーション」プログラムに加え、ビジネステーマ別プログラムを含めた、イノベーション実践のためのトータルパッケージメニューです。
水口 哲也
エンハンス・インク代表/レゾネア代表/
エッジ・オブ共同創業者兼CCO/慶應義塾大学大学院
メディアデザイン学科(Keio Media Design)特任教授

現代のビジネスに立ちはだかる
多様な難題を解決できる、
シンプルで万能な発想法
「ウォンツ可視化メソッド」は、人間の深層心理にある欲求や本能を可視化することで、人間の本質的な経験価値[Human Experience]を引き出し、WIN-WINのエンゲージメントを作り出す「エンゲージメントデザイン」。あらゆる分野のクリエイティブ&ビジネスパーソンに有効なワークショップです。
佐々木 康裕
Takram ディレクター / ビジネスデザイナー

リサーチこそ
最も創造的な行為の一つである
Creative Knowingでは、イノベーション志向型のリサーチ理論・メソッドをふんだんに盛り込み、誰も光を当てていないことを、誰もしていないやり方で調べ、「世界で自分しか到達していない気づき・インサイト」で自分の頭や、チームメイトのマインドセット充満させます。
鹿野 護
WOW Inc. 取締役 / 宮城大学教授

人を動かすためには
心に響くビジョンのデザインが求められる
ヒトとメディアの本質的な関係を軸にしつつ、ビジネス的視点と学術的視点の両方からビジュアルデザインの活用法と可能性を学びます。情報が氾濫し、価値観が多様化している今、感性に訴えかけ、共感を呼び、愛着や情熱を沸き立たせるデザインによってワクワクする未来をいかに美しく提示するか、あるべき可能性をどれだけ示唆できるか、「導きのデザイン」にアプローチします。
苅谷 森嗣
Fjord San Francisco
ビュジュアルデザインディレクター

デザインする喜びと
さらなる可能性を探索する
デザイナーのための実践デザイン思考
デザイン思考がビジネスに浸透し、企業内でデザイン思考の方法論やメソドロジーの用語が飛び交う中で、デザイナーにはクリエイティビティを生かす新たな視点と役割が求められてきています。デザイン思考のプロジェクトにおいて、デザイナーがプロセスの中でポテンシャルを最大に発揮して、プロジェクトを成功に導くための、実践的なポイントを学んでいきます。
CHORDxxCODE(コードアンドコード)
上岡玲子・ソン・ヨンア・橋田朋子

女性工学研究者による、
感性的エンジニアリングデザイン
女性ならではの視点と発想で、モノの新たな潜在価値を解き明かし、未来を見すえたライフサイクルを創り出す、エンジニアリングデザインワークショップです。
最新の計測技術やインタフェース技術や、独自の視点でのリサーチを通じて、モノの生産、消費、廃棄の持続可能な再生システムの可能性を探ります。
エッセンシャル ( essential )
企業の未来を担うミッションをお持ちの方々が、個人でも参加できる、ビジネステーマ別プログラムです。 各分野から最高のエキスパートを招き、理論、切り口、進め方、実践ポイントを、凝縮された1Dayのレクチャーで習得します。
藤川 佳則
一橋ビジネススクール 准教授

「価値共創」の視点で
価値づくりの未来を描くワークショップ
世界経済のメガトレンドを展望したうえで、「価値共創」の視点で「価値づくり」の機会を探索するワークショップ。複数の顧客グループ間のインタラクションを可能にする価値を創造するマルチサイドプラットフォームなど、既存の業界やメーカー/サービス業といった枠を超えて自社の未来を描き出します。
名和 高司
一橋ビジネススクール 客員教授

二律背反を超克して
グローバル成長企業へ跳躍する
ワークショップ
クオリティ企業が持つ粘着性という静的特性とオポチュニティ企業が持つ変容性という動的特性の二律背反を乗り越え、グローバル成長企業に跳躍するワークショップ。LEAP(Lean/Leverage、Edge/Extension Addictive/Adaptive Purpose/Pivot)のフレームワークを使って自社の現状を理解した上で、どこから、どのように取り組むべきか、成長のロードマップを描きます。
森川 博之
東京大学先端科学技術研究センター教授

デジタルでビジネスを
「カイゼン」するワークショップ
アナログなプロセスをデジタル化することでビジネスを変革するワークショップ。製品・サービスそのものだけでなく、それらの開発、生産、デリバリー、使用、廃棄まで、アナログであることが意識に上がりにくいクリティカルなプロセスを見つけ出し、デジタル技術を使ってビジネス全体を飛躍的に「カイゼン」する方法をデザインします。
白根 英昭
株式会社mct 代表取締役 CEO ストラテジスト

顧客視点でビジネスを
リエンジニアリングするワークショップ
自社の顧客経験マネジメントのレベルを認識し、顧客の視点で活動全体を再構築するワークショップ。顧客経験のヴィジョンに沿って戦略、デザイン、実行、測定のプロセスをどのように回していくべきか、その土台となるカルチャーはどうあるべきか、顧客経験マネジメントのフレームワークを使って検討し、デザインします。
C.ジェフリー・チャー
ジェイ・シード株式会社 代表取締役兼CEO

アントレプレナーのマインドセットで
ビジネスを発想するワークショップ
アントルプレナーのマインドセットで「顧客の問題」にフォーカスを当て、「保有するリソースを超えて」イノベーションの機会を追求するワークショップ。シリアルアントルプレナーとしての豊富な事例をひもときながら、自社にとって本当に意味のあるイノベーションの機会を探索します。
齋藤 和紀
エクスポネンシャル・ジャパン共同代表
エン・ジャパン社外取締役

テクノロジーを俯瞰するチカラ
<エクスポネンシャル思考ワークショップ>
かつてなくテクノロジーの進化が加速する現代のビジネスでは、最先端テクノロジーを俯瞰してみる力があらゆる人に必須のスキルとなります。世界を席巻する最先端企業が注目する「エクスポネンシャル思考」(テクノロジーやビジネスは人間の直観に反して<指数関数的=エクスポネンシャル>に成長する)を最新の事例から学び、テクノロジーをもって未来を見通す力を研究していきます。
SPECIAL PROGRAM

深澤直人
WITHOUT THOUGHT
BY NAOTO FUKASAWA
日本企業のクリエーターを対象に、世界的デザイナーの深澤直人氏がグローバルで普遍的なデザイン能力の開発に取り組むという、国際的にも評価の高いデザインワークショップです。ワークショップ&エキシビションというプログラム構成で、日本のインハウスデザイナーの新たなクリエイティビティを開花させ、世界に向けて発信するプロジェクトです。

濱口秀司
SHIFT
BY HIDESHI HAMAGUCHI
企業がイノベーションを実行するために絶対不可欠なプロトコル
世界的ビジネスデザイナー「濱口秀司」
イノベーションを実現するビジネスストラテジストとして世界の経営者たちからその頭脳を懇請されている濱口秀司氏。
ビジネスイノベーションを実現したいと考えるあらゆる分野の方たちに向けて企画した「問題解決へのダイアローグ」を実施いたします。
ADDITIONAL PROGRAM
DMN Insight
DMNのネットワークを通じて、DMNならではの切り口でイノベーションやデザインに役立つインサイトを発信します。
DMN Training
イノベーションプロジェクトの実務者からイノベーションに必要なメソッドやプロセスを学ぶ、基本スキル習得のための入門プログラム。
Convivial Salon
ビジネスの未来や働き方などのさまざまなテーマで、エキスパートを招いて、フード&ドリンクとともに語り合うユニークな交流イベント。
HBS Case Study
ケースメソッドの基礎から実践を最高の教材で身につける。経営の最重要テーマについて、Harvard Business Schoolのケースメソッドを活用しながら学習する実践講座。
DMN2019年度メンバーシップ
DMNの会員システムは、組織・部門から個人まで、ご利用のプランに合わせて、アカウント(参加人数)の数を選ぶことができます。参加者は毎回変更可能なので、プロジェクト、人材育成、教育の目的に合わせて、効果的にご活用いただけます。エッセンシャルメンバーは、ワークショップエッセンシャルへのご参加、その他のプログラムに個人でご参加いただくことができます。
※プログラムの内容は変更になることがあります。

*年会費の他に、別途参加費がかかります。(価格は別途ご案内となります。)
- その他特典
- ・有料ワークショップのディスカウント・DMNオープンセミナーへの無料参加・DMNネットワークへの参加・DMNメンバー限定情報提供サービス