Sustainability Transformation
トレード・オンで持続可能な企業に変⾰する
1980年代以降、企業に対する社会の期待は3つの波を経て進化してきました。そして2020年代に入り、いま「Regeneration & Restoration (再生・修復)」という第4の波が押し寄せています。
小手先・後付け的な対応では社会の期待を満たすことができなくなったいま、サステナビリティーを企業価値の中核に位置付けた変革=SX(サスティナビリティー・トランスフォーメーション)が避けられない状況になっています。
「SXとは、トレードオンを意識したビジネスデザイン であり、その実現なくして持続できる100億人の地球社会は実現不可能」。大学院大学至善館教授で、NPO法人NELISの代表理事、丸井グループ/明治ホールディングス社外取締役を務めるピーター D. ピーダーセン氏はそう語ります。
SXを自社の中でどのように位置付け、推進していくべきか。本セッションでは、同氏から、豊富な企業事例も交えながら、企業が地球・社会課題と本気で向き合い、長期的な成長を実現するための考え方とアプローチを学びます。
■アジェンダ
1: SXの時代的背景: 社会要請の変化を理解する
2: 2015年以降のイノベーション・ドライバー 点が面になる
3: グループディスカッション: 自社の「SX度」の評価と: それに基づく議論
4: 休憩 10分
5: SXの定義とは? 通常の企業変革と何がどのように異なるか?
6: グループディスカッション: 仕事のなかで直面した/しているドライバーの共有
7: 企業事例(2社)~どうして「SX的」といえるか?
8: ZOOM投票とFINAL DISCUSSION
speaker 講師
ピーター・デヴィッド・ピーダーセン氏
大学院大学至善館教授
NPO法人NELIS代表理事 大学院大学至善館教授 丸井グループ社外取締役 株式会社トランスエージェント会長
1967年デンマーク生まれ。コペンハーゲン大学文化人類学部卒。
2000年から2011年まで、CSR・環境コンサルティングを手掛ける株式会社イースクエアの代表取締役社長を務め、日本を代表する大手企業の事業・環境・CSR戦略、コミュニケーション・マーケティング調査、人材育成などに携わる。
2013年より日本の今後の社会デザイン・社会モデルと、社会と共発展できる企業の在り方をテーマとして、執筆と講演・研修活動を始め、2014年にMIS(マネジメント・イノベーションスクール)代表に就任(株式会社トランスエージェント内)。NELIS-次世代リーダーのグローバルネットワークの共同代表を務める。
主な著書に、『レジリエント・カンパニー』(東洋経済新報社)、『第5の競争軸』(朝日新聞出版)、『LOHASに暮らす』(ビジネス社)などがある。
session information セッション概要
日程 | 2024年9月13日(金曜) 13:00‐16:00 |
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開催形式 | オンライン |